車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類、用途、等に変更を生ずるような改造をしたときは、使用者は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所に自動車を提示して構造等変更検査を受けなければなりません。(道路運送車両法)
先般、袖ヶ浦自動車検査登録事務所で構造変更との検査を受検しましたので読者の皆様と共有します。まず事前に自動車検査インターネット予約システムで検査希望日を予約します。当日はスペアタイヤとホイルキャップを外して出かけました。ナンバーの鉛の封印を外すためにプライヤーを持っていくと便利です。またセキュリティーボルトを使用している方はメーカーの特殊ネジ外しを必ず持っていきます。これを忘れるとナンバーを交換できません!
ネットで多く紹介されているアドバイスを実施しましたので報告します。
① 「検査場に内設される代書屋さんを利用する」→ これは大変便利だと思いました。
まず、検査の流れを丁寧に教えてくれたので助かりました。また必要事項をもれなく記載してくれるので記載ミスを防止できました。
② 「検査レーンを確認する」→ 検査申請書を窓口で提出する際に自分の検査レーンを確認する。袖ヶ浦自動車検査場の場合は第3と第4レーンです。
③ 「検査場の検査官に検査を受けるのが初めてであることを伝える」→ 高級スポーツカー等の検査を受ける方々や中古車販売業の方々は、皆さん検査に慣れており検査官と共にスピーディーに検査が行われていました。私が検査に不慣れであることを告げると、「了解です!」との気持ち良い返事と共に、すぐ女性の検査官が誘導に加わってくれました。この女性検査官の誘導でまごつかずに車体の検査が終了しました。本当に感謝です!
第3レーンの検査は約30分弱で通常の車体検査に加えてキャンピングカーの設備に対する検査も行われました。この時、車内の写真も撮影されるので不要なものは降ろしておきましょう。次に第1レーンの検査に向かいます。このレーンは新規と記載してありました。私の前の車はクレーン車でクレーンの操作なども検査されていました。私の場合は貨物車からキャンピングカーへ用途の変更をする検査が行われたのだと思います。ここは車の外形や重量が測定され書類等が作成されるまで約30分ぐらい待ちました。
④ 第1レーンで頂いた書類を、前述の代書屋さんに持っていくと重量税と自賠責保険などの変更手続きをしてくれます。重量税の支払い期間途中で用途を変更すると従来支払った重量税は還付されませんので用途変更の検査時期に敏感な方もいるそうです。しかし、私は8ナンバー欲しさに新車の納車から7か月で検査を受けました。自賠責保険は還付されるので最寄りの保険代理店で手続きが出来るそうです。
⑤ 重量税と自賠責保険に加入したら、検査登録事務所のカウンターにナンバーの交付申請を行います。ナンバー交付書が発行されたら古いナンバーを取外して返却すると新しいナンバープレートが支給されます。新しいナンバープレートを取付けて待っていると検査員が車体番号とナンバープレートを確認して取付ボルトに封印をしてくれます。
ここまでの所要時間は約3時間で問題もなくスムーズに終わりました。
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